ハノイ市では旧暦12月23日に当たる2月3日、台所の神を祭る「吐君節」の祭礼を催行する。ベトナム文化芸術展示センター(ハイバーチュン区ホアルー通り)で1月30日(水)から2月5日(火)まで開催されている「高品質民芸品農産品見本市」の中で実施する。VNエクスプレスが報じた。
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ベトナムの伝統では、竈の神であるオンコン・オンタオは家庭内の事情を良く知っており、旧暦12月23日になると一家の1年の善悪を報告するために鯉に乗って天に昇る。そのため人々は神が無事に天に昇れるよう、鯉を湖に放したり、紙で作った鯉を燃やしたりする。
祭礼では陶芸村バッチャン(ザーラム郡)から、高さ1.2mメートルオンコン・オンタオと、長さ3.5メートルの鯉、テトの粽などを載せた12のお供えの盆を迎え入れる。その後、リー・タイ・トー像、ゴックソン寺院、タンロン城王宮跡に供える。
なお、「高品質民芸品農産品見本市」では、書道などの芸術作品、民芸品、ベトナム食文化などの紹介が行われている。