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　北中部地方トゥアティエン・フエ省フエ市で4月27日(金)から5月2日(水)までの6日間、｢フエフェスティバル2018(Hue Festival 2018)｣が開催される。今回で10回目を迎えるフェスティバルのテーマは「統合と発展の文化遺産―フエ1地点に5遺産」。

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　このテーマは、フエにおける5つの文化遺産(フエ建造物群(1993年)、フエ宮廷音楽(2003年)、グエン朝の木版(2009年)、グエン朝の歴史資料(2014年)、フエ宮殿建築群の詩文(2016年))が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)により世界文化遺産に認定されたことに由来している。

　また今年は、テト攻勢(1968年)から50年、グエン・フエの西山(タイソン)朝(1778～1802年)第2代皇帝即位(1788年)から230年、フエ建造物群の世界文化遺産認定から25年、フエ宮廷音楽の無形文化遺産認定から15年という節目の年でもある。

　フェスティバルの会期中は、ベトナム国内外のアーティスト20組によるプログラム、フードフェスティバル、アオザイフェスティバル、ベトナムの国民的音楽家である故チン・コン・ソン(Trinh Cong Son)の楽曲プログラム、大道芸などのイベントが満載となる。さらに今年は、同省フエ遺跡保存センターがフエの5つの世界文化遺産を紹介する特別プログラムも催される。