- 100%出資子会社をハノイ市に設立予定
- まずは「やきとり大吉」ブランド出店
- 現地ニーズ把握と市場特性分析
焼鳥屋「鳥貴族」などを展開する株式会社エターナルホスピタリティグループ(大阪府大阪市)は、同社100%出資のベトナム子会社をハノイ市(予定)に設立する。
![]() (C) エターナルホスピタリティグループ |
ベトナム子会社「エターナルホスピタリティ・ベトナム(ETERNAL HOSPITALITY VIETNAM)」(予定)は、飲食店の企画・運営を手掛ける。資本金は144億VND(約8000万円)、設立は11月の予定となっている。
同社グループは、日本が誇る焼鳥の文化・価値を世界に広めていくというビジョン「Global YAKITORI Family」を掲げ、米国や東アジアといった海外市場での事業拡大に注力している。
ベトナムは、外食需要の拡大が見込まれる成長市場であるだけでなく、日本国内でのベトナム人材の活躍など人的交流の実績もあることから、進出の検討を進めてきた。今回、焼鳥事業の展開およびベトナム人材との相互交流を目的として、同市場への進出を決定した。
ベトナムへの進出にあたっては、ハノイ市を起点に「やきとり大吉」ブランドの出店から始める。「やきとり大吉」を通じて、焼鳥に対する現地ニーズの把握と市場特性の分析を進め、「鳥貴族」ブランドの均一価格戦略や多店舗展開につなげるとともに、「やきとり大吉」のフランチャイズ(FC)出店も視野に入れる。