安倍晋三首相は就任後初の外遊として、来週半ばにベトナム、タイ、インドネシアの東南アジア3か国を訪問する方向で調整に入った。9日付ガフィンなどが報じた。
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安倍首相が前回首相に就任した際の最初の外遊先は中国であったが、今回の就任では日米の同盟関係強化重視の観点から最初に米国を訪問すると表明していた。しかし、米国側の調整がつかず断念、現在東南アジア3か国訪問で調整しているという。
首相は海洋進出を強める中国をけん制するため、これら3国と連携を強める姿勢を明確に示している。尖閣諸島問題など中国との対立を抱える日本としては、南シナ海の領有権をめぐり中国と対立しているベトナムとの連携を深める方針だという。