- 190か国中180か国の得票で理事国に選出
- アジア太平洋グループで得票数最多
- ベトナムに対する国連加盟国の信頼と評価
国連総会は14日、国連人権理事会の理事国14か国の改選を行い、ベトナムが190か国中180か国の票を得て理事国に選出された。ベトナムの得票数はアジア太平洋グループで最多だった。任期は2026年から2028年まで。
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ベトナムが人権理事会の理事国に選出されたのは、2014~2016年任期と2023~2025年任期に続いて2期連続3回目となる。
人権理事会は理事国47か国で構成され、毎年3分の1ほどが改選されている。今回選出されたベトナム以外の13か国は、◇インド、◇パキスタン、◇イラク、◇エジプト、◇南アフリカ、◇モーリシャス、◇アンゴラ、◇エストニア、◇スロベニア、◇チリ、◇エクアドル、◇イタリア、◇英国となっている。
今回の結果は、人権の保護と促進へのベトナムの強いコミットメントと努力、また2023~2025年任期の理事国としての役割における貢献とイニシアティブに対する、国連加盟国の信頼と評価を反映している。
ベトナムは、人権理事会の実効性向上、気候変動とデジタル変革における人権の確保、ジェンダー平等の促進、脆弱層の保護、医療を受ける権利、雇用の権利、人権教育、教育を受ける権利という8つの優先分野を引き続き推進していく方針だ。