日本を公式訪問中のファン・バン・ザン副首相 兼 国防相は13日、防衛省で小泉進次郎防衛大臣と会談した。両者は、二国間の国防協力を「包括的戦略的パートナーシップ」にふさわしいレベルへと引き上げることで一致した。
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なお、ベトナムの国防相が日本を訪問するのは5年ぶりとなる。前回は2021年11月で、ザン国防相が日本を訪問し、当時防衛大臣だった岸信夫氏と会談した。
外交方針と南シナ海問題
会談でザン国防相は、全方位の外交路線と「4つのノー」の国防政策(◇軍事同盟に参加しない、◇第三国に対抗するために他国と協力しない、◇他国がベトナムに軍事基地を設置する、または第三国に対抗する目的でベトナム領土を使用することを認めない、◇国際関係において武力行使、または武力行使の脅迫をしない)を堅持していることを強調した。
南シナ海問題については、1982年の国連海洋法条約(UNCLOS)をはじめとする国際法に基づく平和的解決を主張し、「南シナ海行動宣言(DOC)」の完全履行と、実効的な「南シナ海行動規範(COC)」の早期締結を望むと述べた。
国防人材育成と地域協力
ザン国防相はまた、戦争被害の克服に向けた日本の支援や、ベトナム軍幹部への奨学金提供に感謝の意を表明し、科学技術分野での教育枠の拡大を要請した。
これに対し小泉防衛大臣は、高市早苗首相の5月のベトナム訪問に触れ、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に向け、ベトナムが重要な役割を担っていることを強調した。
ザン国防相は同日、木原稔内閣官房長官を表敬訪問し、中東情勢や東シナ海・南シナ海情勢など、国際・地域の重要課題への対応に向けた連携を確認した。木原氏とは、2024年8月に同氏が防衛大臣だった当時に会談して以来の再会となった。






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