ティエンザン省の「お触り」ビアホール村

2005/12/30 07:13 JST配信

 ティエンザン省チョガオ県ソンビン村には数軒の「お触り」ビアホールが集中している。もっとも有名なのは、2004年12月にオープンした「フオン・クエン」。同店のオープン前、主人のS氏一家は貧乏ながらも夫婦仲は良く、S氏は一家を養うために雇われ仕事に出ていたが、夫の不在にS婦人は飲み屋を開業。

 最初は2人の娘とともに飲み屋を営むだけであったが、次第に接客内容はエスカレート。現在、S婦人はキッチンを担当するとともに、ホステスのお触りぶりを監督している。「だんなさんがどうしてこんなことに同意したのか、わけがわからないわよ。たぶん飲み屋を開業したあたりからおかしくなってしまったんだろうけど」とは近所の住民の弁。

 ソンビン村の人民委員会から100mほどのところにあるカラオケハウス「ホンフック」。ここでは昼間から5-6人のホステスが、片手はマイクを握りつつ、片手で客を「欲情」させる。ホステスたちは近隣のベンチェ省アンザン省からつてで集まってきた海千山千の女たち。中でも移動「お触り」ビアホールで長い接客経験を持つ30歳半ばのPh嬢は、同店の名物だ。

 カラオケバー「どじょうなべC.T.」を経営するR婦人の開店理由は夫への腹いせだ。ホステスの一人が明かすには、R婦人の妊娠中、R婦人の夫は態度を豹変させ、婦人に急に冷淡になったという。立腹したR婦人は、ある日夫の目の前で腹いせに男性客の胸に倒れこみ、ビールを一気飲み。それを見ても何も動じない夫を見て、どじょうなべ屋をいかがわしいカラオケバーにしてしまったという。

 これらの「お触り」ビアホールは、公安に「違法接客行為」を理由に摘発されることもあるが、決定的な証拠が無く、摘発に至らないケースが大半。村民は幸せな家庭生活を自衛するため、夜は早々窓を閉めて寝るのが常だという。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

新着ニュース一覧

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーである
 国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、8
 世界最大の旅行プラットフォーム「トリップアドバイザー(Tripadvisor)」はこのほど、トラベラーズチョ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 母親の看病のため、かつて慈善の弁当を受け取っていたジエップ・チュン・ハイさん(男性・60歳)は、その...
 英国タイムアウト誌(Time Out)はこのほど、「女性の一人旅に最適な世界の旅行先トップ15(The best plac...
 東京都内で開催された日経フォーラム第31回「アジアの未来」で11日、ベトナムのレ・ティエン・チャウ副...
 北部地方フート省警察は、カンボジアからベトナムへ活動拠点を移し、大規模なオンライン詐欺センターの...
 農業機械・トラックの製造・組立やトヨタなど大手自動車メーカーとの合弁事業を手掛ける大手国営企業
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)傘下のサン・フ...
 ホーチミン市ホアフン街区(旧10区)のレティリエン公園で、6月下旬から7月上旬にかけて、900~1000柱と...
 韓国の政府機関である韓国海外インフラ都市開発支援公社(KIND)はこのほど、東南部地方ドンナイ市のアマ...
 ベトナム自動車工業会(VAMA)の発表によると、2026年5月におけるVAMA加盟企業とVAMA非加盟企業を合わせ...
 ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のスレッズ(Threads)などで、ライフスタイルを誇張するた...
 地場企業のホアビングループ(Hoa Binh Group)は7日、ハノイ市ビンフン街区に建設した試験用地下トンネ...
 フランスの短距離向け航空機メーカーATR(Avions de Transport Regional)は、ベトナムの短距離航空路線...
トップページに戻る