殺人事件の被害者家族が誤報に腹立て記者に暴行

2007/07/04 08:08 JST配信

 中部高原地方ラムドン省ダラット市のサイゴン解放新聞社の支局で6月26日午後3時ごろ、殺人事件の被害者家族が同紙の記事に誤りがあったことに腹を立て、記者に暴行するという事件が起きた。

 同市在住の男性ブー・ハイ・クァット(65歳)、その息子のブー・タイン・ダット(39歳)とブー・ドアン・チュオン(39歳)の3人は同支局を訪れ、身内が犠牲になった殺人事件の判決を伝える記事に誤りがあったとして、担当のナム・ビエン記者を呼び出し、謝罪する同記者に対して1億6000万ドン(約120万円)を払えなどと暴言を浴びせた。ビエン記者は、判決の中で裁判所が決めた殺人事件の慰謝料4000万ドン(約30万円)を誤って2億ドン(約150万円)と報じていたため、その差額を要求されたもの。

 その後、同記者の上司も謝罪し、まだ不満があるようなら法的措置に訴えるよう提案したにも関わらず、酒に酔っていた息子2人はナム・ビエン記者に暴行を働き、止めに入ったこの上司にも怪我を負わせた。通報を受けた警察が現場に急行して事態は収束したが、新聞社側はこのような行為は法律を軽視するものだとして厳しい処分を求めている。

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