ハノイ市ロンビエン区ボーデー地区警察は9日、同区在住のダン・トゥアン・ズン容疑者(26歳・男)を殺人の疑いで逮捕した。
ズン容疑者は前日の8日午後、同容疑者のおばにあたるチュンさん(58歳)が自宅前で鉄柵のペンキ塗りをしているところを襲い刃物で腹部を3回刺して殺害、近くの自宅に帰って刃物を捨てバイクで恋人と逃走した。地元警察は同容疑者の自宅で、殺害に使用した刃物と日記のようなメモ帳を発見、押収した。このメモ帳には、2人のおじ、祖父、さらに姉と姉の夫の殺害計画が書かれていた。
ズン容疑者は無職で、遊び仲間と盗みを繰り返す生活を送っていた。家族によると、同容疑者は数年前に実父の目をドライバーで突き刺したことがあり、父親が亡くなってからは「家族を皆殺しにしてやる」と話していたという。