21日午後5時半ごろ、北部ハイフォン市ホンバン区のサット市場前で、女性が2本の瓶に入ったガソリン(約3リットル)を自分の体にかけて火を付け、焼身自殺を図る事件が起きた。22日付ダットベト紙電子版が報じた。
周囲の人々が駆け付けて火を消し止めたが、女性は全身に大やけどを負い、病院に救急搬送された。現場には殺鼠剤のプラスチックシートが落ちており、2錠分が使われていた。焼身自殺を図る前に女性が飲んだ可能性があるとみられている。
ホンバン区警察の調べによると、この女性は同市ゴークエン区ラックビエン地区在住のマイ・ティ・ソンさん(42歳)で、4年前から精神疾患にかかり、病院に入院していたこともあるという。