40年間もジャングルで生活していた父子を保護

2013/08/10 13:55 JST配信

 ベトナム南中部クアンガイ省で、40年間もの間ジャングルの中で二人きりで生活していた父子が保護された。8日付トゥオイチェー紙(電子版)などが報じた。

 保護されたのは、ホー・バン・タインさん(82歳)とその息子バン・ランさん(41歳)。ベトナム戦争中の1973年、米軍の爆撃を受け妻と2人の子供が死亡した後、タインさんは幼いランさんを連れてジャングルの中に逃げ込み、そのまま行方不明になった。

 残されたタインさんの末息子バン・チさん(行方不明当時3か月)によると、行方不明後の捜索で二人を見つけ村へ帰るよう何度も説得したものの、頑として帰ろうとせず、タインさん父子はそのままジャングルの中で生活を続けていたという。時々生活に必要なものを差し入れたりしたが、彼らがそれを取りに来ることは稀だった。

 見つかった二人は、木の皮で作った布を身につけ、果物を採取したり、芋やトウモロコシ、イネ、ゴマなどを栽培して、木の上に作った家で生活していた。ナイフや斧、食器、籠など生活に必要なものはすべて自製していた。

 二人は現地の少数民族の言葉を少し話せる程度で、タインさんの身体は極度に衰弱しているため、自治体は二人に世話をする人をつけ、他人を怖がる二人が独立して生活できるよう家を用意する予定だが、二人はジャングルの生活に戻ることを望んでいる様子だという。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 40年間もジャングルの中で暮らし、2013年8月に父親とともに保護された「森の人」ことホー・バン・ラン...
 40年間もジャングルの中で暮らし、2013年8月に父親とともに保護された「森の人」ことホー・バン・ラン...
 40年間もジャングルの中で暮らし、2013年8月に父親とともに保護されたホー・バン・ランさん(47歳)は、...
 ベトナム南中部沿岸地方クアンガイ省で、40年間ジャングルの中で暮らしていた「森の人」であるホー・バ...
 自分はベトナム戦争時に行方不明になった米兵で、その後45年間ベトナムで暮らしていると主張している男...
 ベトナム戦争で戦死した息子を持つ米国人の母親レイ・チェイニーさんと、息子と娘を失ったベトナム人の...
 全てはベトナム戦争終結間近の1975年3月から始まる。戦争で荒れ果てた国道7号線を1台のトラックが、焼...

新着ニュース一覧

 店主の一家が次々とこの世を去った後、フン・リンさん(女性)とゴック・リエンさん(女性)は、市場の路地...
 ベトナムの株式市場が21日付けで、インデックス開発大手の英FTSEラッセル(FTSE Russell)による市場分類...
 ベトナムで18日、米アップルの「iPhone 18」シリーズが発売され、全国の主要販売店で初日に数万台が事...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 インドの旅行雑誌「トラベル・アンド・ツアー・ワールド(Travel And Tour World=TTW)」が先般発表した...
 英国タイムアウト誌(Time Out)は16日、毎年恒例の「世界で最もクールな街トップ40(The 40 Coolest Neig...
 建設省は、外国の組織および個人の住宅所有権に関する規定の見直しを進めている。住宅法改正案で、外国...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、ベトナムの石炭火力発電所で...
 日本全国で「イオンシネマ」を運営するイオンエンターテイメント株式会社(東京都港区)などが出資するイ...
 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の
 韓国の教育企業であるハンエデュテック(Han Edutech)内のOK-TEST職業韓国語能力試験委員会はこのほど、...
 地場タクシー大手のビナサンタクシー[VNS](Vinasun)はこのほど、不動産開
 政府は9月3日付で、外資系投資家および外資系経済組織の物品売買・関連活動を規定する政令第342号/2026...
 地場のフィットネスチェーン大手であるシティジム(Citigym)は、全社的な事業再編に伴い、10月1日付けで...
 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)系の電
 日本政府観光局(JNTO)が発表した統計(推計値)によると、2026年8月の訪日ベトナム人数は前年同月比▲7.5...
トップページに戻る