硫酸で夫を殺害した妻、21年の逃亡劇に幕

2023/05/30 13:30 JST配信

 今を遡ること21年前、2002年の旧正月2日目の夜、就寝中の夫に硫酸を浴びせて殺害し、指名手配されていたチャン・ティ・フエン容疑者(58歳、南部メコンデルタ地方キエンザン省出身)が26日深夜に南中部高原地方ダクラク省で逮捕された。

(C)Dan Viet
(C)Dan Viet

 フエン容疑者は犯行後、全国を転々としながら逃亡を続け、この間に別の男性と恋仲となって子供まで儲けていた。フエン容疑者を逮捕したダクラク省警察は、捜査のために同容疑者の身柄をキエンザン省に移送した。

 フエン容疑者は2002年の旧正月2日目の夜、賭け事を行うために、近所の家を訪問した。深夜になっても妻が帰ってこないため、夫のN・Q・Tさん(当時37歳)が妻を探しに行き、賭け事に興じている妻を発見。

 帰宅後、Tさんは賭け事に夢中になって家庭を顧みない妻を罵り、平手打ちした。夫に殺意を抱いたフエン容疑者は、自宅にあった硫酸を就寝中の夫の顔や身体に浴びせかけて殺害した。犯行後、フエン容疑者は行方をくらまし、キエンザン省警察は2002年4月1日、殺人事件の容疑者として特別指名手配した。

 逃亡生活を続ける中、フエン容疑者はダクラク省を訪れて、別の男性と内縁の夫婦という関係となり、2006年には1女を儲けた。2008年になると、フエン容疑者は警察の追っ手を恐れ、内縁の夫と娘を連れて、西北部地方ライチャウ省に潜伏先を移す。ここで8年を過ごした後、一家は南中部高原地方ザライ省に移り、2020年からは、最後の潜伏先となったダクラク省に戻って暮らしていた。

 警察は同容疑者がダクラク省に潜伏しているという情報を得て調査を開始。情報の正確性を確認後、確実に逮捕できるよう作戦を立て、26日午後23時25分に逮捕した。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 南部メコンデルタ地方キエンザン省人民裁判所は10日、23年前に発生した傷害致死事件の裁判の第一審公判...

新着ニュース一覧

 南米ベネズエラで発生した大地震の被災地で捜索救助活動にあたっていたベトナム人民軍および公安省の幹...
 ホーチミン市で実施されている市内バスの運賃無料化プログラムが大きな成果を収めている。7月1日の無料...
 デジタル旅行プラットフォーム「アゴダ(Agoda)」を運営するアゴダ・カンパニー(Agoda Company、シンガ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 2026年7月2日、旧地名「サイゴン・ザーディン」が故ホー・チ・ミン主席の名を冠した「ホーチミン市」に...
 イオンモール株式会社(千葉県千葉市)は、北部地方バクニン省タンティエン街区に、同省初となる新たなシ...
 スウェーデンの大手自動車メーカーのボルボ(Volvo)はこのほど、バッテリー式電気自動車(BEV)の新型2モ...
 アジア開発銀行(ADB)とシンガポール系ユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)は、ベトナムの経済見通し...
 税務管理法の施行細則を定めた政令第252号/2026/ND-CP(7月1日施行)には、税収確保や透明性向上のための...
 ハノイ市で9日、保健省と在ベトナム・フランス大使館の共催によるベトナム・フランス保健分野ハイレベ...
 シンガポール系グラブ(Grab)の現地法人グラブベトナム(Grab Vietnam)は、純電気自動車(BEV)やプラグイ...
 ホーチミン市タンビン街区で8日、北海道産の濃厚でなめらかなソフトクリームを中心としたスイーツカフ...
 韓国の食品大手である熊津食品(Woongjin Foods)が、ベトナム法人の「熊津食品F&Bビナ(Woongjin Foods F...
 ハノイ市のノイバイ国際空港は、国内線が発着する第1旅客ターミナル(T1)で生体認証キオスクの本格的な...
 台湾の電子機器メーカーであるウィストロン(Wistron Corporation)は、完全子会社であるウィストロン・...
 米経済誌フォーブス(Forbes)がこのほど発表した世界の公開会社上位2000社のランキング2026年版「フォー...
トップページに戻る