中部地方では12日夜から13日未明にかけ熱帯低気圧が通過し、トゥアティエン・フエ省などで洪水により5人が亡くなっているが、再び別の熱帯低気圧(※16日正午:勢力を拡大し台風6号に)が東シナ海上に発生した。
中央気象台によると、熱帯低気圧は16日午前7時現在、北緯12.5−13.5度、東経113.3−114.3度の南沙諸島(ベトナム名 Truong Sa、英語名 Spratly)の北でほぼ停滞しており、今後17日午後から北北西に時速10km程度で進み、その後徐々に速度を上げる見込み。今後中部地方ダナン市から南中部地方ニントアン省までの沖合いで大シケの状態が続くと予想されている。
※追記:2005/9/17 12:54JST