ホー・ギア・ズン交通運輸相は15日、ホーチミン市人民委員会主席や関連部局長らと同市の交通問題について話し合った。この中で特に重要議題として話し合われたのが、年々増加し続けている交通量の問題で、政府と市の双方は、個人車両に対し「新規登録料」と「使用料」の徴収を導入する方向で同意した。
市交通・公共事業局が提示した具体案によると、「新規登録料」として自動車1台につき2000万ドン(約15万円)、バイク1台につき400万ドン(約3万円)、「年間使用料」として自動車1台につき400万ドン(約3万円)、バイク1台につき約20万ドン(約1500円)を徴収する。徴収した料金は、市の路線バスの赤字補填や公共交通改善のために使用される。
現在全国には約1870万台のバイクがあり、その数は毎年15~17%の割合で増加している。このうち約250万台がホーチミン市を走っているとされる。