交通運輸省と公安省は7月27日、南中部各省における交通事故の削減と交通渋滞の解消のための緊急対策会議を開いた。
今年上半期(1~6月)に全国で7669件の交通事故が発生し、6910人が死亡、5919人が負傷した。前年同期に比べ、交通事故は87件増加、死亡者は46人増加している。95件の交通事故は重大交通災害で、このうち38件が南中部の7省で発生している。特にカインホア省、ドンナイ省、ビントゥアン省の3省が重大交通災害発生地のワースト3となっている。
道路交通警察局はこうした状況を改善するため、特別チームを2班編成しこの7省の事故の多発する道路を中心に巡回・取り締まりを強化することにしている。取り締まり強化期間は8月1日から9月30日までで、朝7時から夕方6時までの時間帯。