ホーチミン市環境警察局はこのほど、同市ビンタイン区ディンボーリン通りの家屋に立ち入り検査を行い、生きたキツネ24匹とインシシの肉10キログラムを発見した。これらの動物の肉は旧正月(テト)用の「珍味」として出荷される予定だったという。
今回の摘発は、希少動物の不正運搬の現行犯で逮捕されたダン・バン・ビンというバイクタクシー運転手が、グエン・ティ・ミー・レという女に5万ドン(約330円)で雇われたという供述にもとづいて行われた。レはこの家を動物の隠し場所として借りていた。
この家屋で発見されたキツネは法律で捕獲が禁止されている保護動物だが、生きたまま木箱や袋に詰め込まれていた。また、イノシシの肉にも産地証明がなかった。