マレーシア派遣労働者の突然死 なぜ多い?

2008/03/11 10:25 JST配信

 ハノイ市で3日、外国で働くベトナム人労働者の権利保護に関するセミナーが開催され、マレーシアで働くベトナム人労働者が多数死亡している問題に注目が集まった。

 マレーシアへの労働者派遣は2002年4月から開始され、これまでに約13万人(うち合法的労働者は11万人)が同国で働いた経験がある。統計によると、2004年以降マレーシアで315人のベトナム人労働者が死亡しており、6日に1人が死亡している計算になるという。特に2007年は100人以上が死亡した。死亡者数を全体の人数で割った死亡率は0.24%だが、他の国に派遣された労働者の死亡率と比べ異常に高い数字だ。

 労働傷病兵社会省外国労働局によると、死亡者のうち3分の1は、心臓や呼吸器などの疾患を原因とする突然死だ。このことは、派遣前に義務付けられている健康診断に問題があることを示すものと言える。また、保健省と労働傷病兵社会省の専門家チームが2005年にマレーシアで行った労働者の死亡原因と生活環境の調査によると、同国の環境・気候・仕事内容・労働安全がベトナム人労働者に適していない、労働者の飲酒量が多い、過労などが突然死の原因と結論付けられている。

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