ダナン工科大学のホアン・ズオン・フン副学長兼太陽エネルギープロジェクト主任はこのほど、同市グーハンソン区の貧困層住民向けに150台のソーラークッカー(太陽の熱エネルギーを利用する調理器具)を設置したと明らかにした。費用は総額2億4500万ドン(約150万円)。また、北中部クアンチ省チエウフォン郡でも2億5000万ドン(約160万円)を投じて100台のソーラークッカーが設置された。これら2件のプロジェクトの費用は、ダナン市人民委員会、クアンチ省人民委員会、太陽エネルギーに関する組織「ソーラーサーブ」が拠出した。
このソーラークッカー設置プロジェクトは2000年から実施されており、これまでに東南部ニントゥアン省、南中部クアンナム省、北中部クアンチ省、中部ダナン市で合計2000台以上が設置されている。総額は20億ドン(約1250万円)に上る。