ホーチミン市:テトに帰省する労働者少ない見込み

2010/01/15 07:36 JST配信

 ホーチミン市の輸出加工区や工業団地では、今年2月の旧正月テト)に地方に帰省する労働者は例年より少なく、ストライキの発生も少ないとみられている。

 同市輸出加工区・工業団地管理委員会(HEPZA)によると、同市の3カ所の輸出加工区と9カ所の工業団地で働いている地方出身の労働者は現在約17万5000人いるが、今年のテトは期間が短く交通機関の運賃も値上がりしているため、大半の労働者が帰省しない見込みだという。

 労働争議については、残業の強制、賞与の支払遅延、労働契約未締結などの問題が解決されつつあり、深刻なストライキに至る可能性は少ないと予測されている。HEPZAのある幹部は「労働者側も企業の厳しい状況を理解するようになり、使用者と労働者の対話が進んでいる」と評価している。

[Saigon times online, 12/1/2010, 13:33 (GMT+7)]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 景気が長期間に亘って低迷し、旧正月(テト)の賞与額が大幅に下がっており、テト用の資金を用意するため...

新着ニュース一覧

 商工省と複数の省・市における太陽光発電事業を巡る違反事件で、ハノイ市人民裁判所は、ホアン・クオッ...
 国家主席府は4月29日、受刑者8055人と刑執行猶予中の1人の計8056人に対する国家主席の特赦の決定を発表...
 第15期(2021年~2026年任期)国会第9回会議が5月5日に開幕した。  今国会では、国家構造に関する201...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) ロンドン:歌謡曲でムードたっぷり、街角...
 ホーチミン市文化スポーツ局は、4月30日の南部解放記念日にサイゴン川沿いエリアで実施を計画していた...
 南部解放・南北統一50周年(1975年4月30日~2025年4月30日)事業の一環で行われた軍事パレードを見物する...
 衣料の製造・販売を行う韓国のレシピグループ(Recipe Group)はこのほど、同社が展開するファッションブ...
 ルオン・クオン国家主席は4月28日、北中部地方ハティン省でラオスのトーンルン・シースリット国家主席 ...
 インボイスに関する政令第123号/2020/ND-CPの一部を改正・補足する政令第70号/2025/ND-CP(6月1日施行)...
 カナダの金融・保険サービス比較会社 「ハローセーフ(HelloSafe)」はこのほど、世界各国における株式市...
 ハノイ市人民評議会は4月29日、バイオテクノロジー分野に特化した「ハノイバイオハイテクパーク」の建...
 日本の経済産業省とベトナム商工省は4月28日、エネルギートランジションに係る二国間協力プロジェクト...
 東南部地方ビンズオン省のビンズオン新都市ワールドトレードセンター(WTC EXPO)で5月7日(水)から9日(金...
 イタリアのサンペレグリノ(Sanpellegrino)とアクアパンナ(Acqua Panna)が冠スポンサーを務める「アジア...
 日本の警察庁組織犯罪対策部はこのほど、令和6年(2024年)における組織犯罪の情勢(確定値版)を発表した...
トップページに戻る