建設省、工業団地で土地の浪費目立つと指摘

2010/07/13 05:50 JST配信

 建設省都市開発局のリュー・ドク・ハイ局長はこのほど、全国の工業団地内での土地利用方法は無駄が多く貴重な土地を浪費しており、この状態が続けば将来の都市開発用地を減らすことになるとの考えを明らかにした。

 全国で設立された工業団地は現在223カ所あり、うち171カ所が操業を開始している。総面積は5万7300ヘクタールで、工業団地1カ所当たりの面積は約250ヘクタール、入居率は46%に達する。

 ハイ局長は、「工業団地は周囲に居住区を持つことから将来は都市として成長することが期待できる。工業団地内の無駄な土地利用は都市開発用地の減少につながる」と指摘。実際、工業団地1カ所当たりの平均従業員数は約5380人で、ベトナムの第5類都市(人口4000人以上)の要件を備えているという。ハイ局長は工業団地を建設する際には、工業都市の建設と同様全面的な計画が必要だとしている。

[Saigon times online, 8/7/2010, 17:06 (GMT+7)]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 全国の工業団地面積の50%以上が使用されず放置されたままになっている現状に、多くの専門家が農地での...

新着ニュース一覧

 地場ドジ・ジュエリー(DOJI Group)は19日、北部紅河デルタ地方ハイフォン市で複合区「ドラゴン75コンプ...
 ホーチミン市内のガソリンスタンドでは、QRコードを使った振込決済が拡大しており、給油時の利便性向上...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 海外市場調査や海外事業伴走支援などを手掛けるシンガポールのグローバルアングル(GLOBAL ANGLE)は、ハ...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 商工省によると、2025年におけるベトナムの輸出入総額は推定で約9200億USD(約144兆円)となり、過去最高...
 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
トップページに戻る