アースアワーに参加、電力量40万kW時を節減

2011/03/29 12:42 JST配信

 ベトナムは26日午後8時半から9時半までの1時間、世界中の人々が同じ日の同じ時刻に電気を消して地球温暖化を防止する世界規模のキャンペーン「アースアワー」に参加した。ベトナム電力グループ(EVN)によると、この1時間に電力400メガワットが減少し、40万キロワット時の消費電力量を節減することができた。金額にすると約5億ドン(約200万円)を節約できたことになる。27日付カフェエフが報じた。

 今年のアースアワーには全国の31の省・中央直轄市が参加した。ハノイ市もこれに参加し、電力162メガワットの減少に貢献した。同市中心部にあるホアンキエム湖のゴックソン(玉山)祠堂、ハノイ市民劇場(オペラハウス)、チャンティエンプラザなどでも照明を減らしてこれに協力した。

 アースアワーは2007年にオーストラリアのシドニーで始まった世界自然保護基金(WWF)の温暖化防止キャンペーン。ベトナムは2009年から参加している。

[CafeF, 27/03/2011, 18:14, O]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 世界中の人々が同じ日の同じ時刻に電気を消して「地球の環境を守る」思いを分かち合う世界規模のイベン...
 毎年3月に実施されている世界中の人々が同じ日の同じ時刻に電気を消して地球温暖化を防止する世界規模...
 ホーチミン市では18日に、約500人のボランティアが「アースワー2012」のイベントの一環として、市内で...
 インフレ抑制、マクロ経済安定化を目標とした政府決議第11号に基づいて、ベトナム電力グループ(EVN)は...
 世界自然保護基金(WWF)ベトナム事務所は7日、世界中の人々が同じ日の同じ時刻に電気を消して地球温暖化...

新着ニュース一覧

 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
 ベトナム郵便通信グループ(VNPT)は18日、2026年計画実施会議の枠組みの中で、人工知能(AI)専門会社「VN...
トップページに戻る