語学センター、「羊頭狗肉」の広告が横行

2011/07/23 08:28 JST配信

 「学費を減免、外国人教師、現代的設備」などをうたった語学センターの巨大広告が、街中にあふれている。しかし実際に学び始めて、広告の内容が「羊頭狗肉」だったことに気が付くケースが多発している。19日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。

 ホーチミン市フーニュアン区の某語学センターで学んでいる生徒によると、ちらしでは「広い近代的な教室」を宣伝していたが、実際は20平方メートルほどの教室に生徒約30人が押し込められ、自由に移動もできない状態だという。民家を改造した建物で、通路は狭く非常口もない。教室が6つあるのにトイレは1階にあるだけだ。こうした民家を改造したにわか作りの語学センターが少なくない。

 ビンタイン区の某語学センターで学んでいる生徒は、外国人教師に学べるという宣伝文句に引かれて登録したが、実際は異なり文句を言っても一向に改善されないと話した。別のセンターの生徒は、外国人教師がいても遅刻・早引きが当たり前で、頻繁に人が変わると嘆いた。授業料を前払いしているため、泣き寝入りしてしまう人が多いようだ。

[Tuoi tre online, 19/07/2011, 05:48 (GMT+7), O]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 情報通信省ラジオ・テレビ・電子情報管理局は現在、全国の各テレビ局に対し放送中の商品コマーシャルに...
 ハノイ市公安は先ごろ、外国語やコンピュータ関連の資格認定証を偽造し、売りさばいていたとして、6人...
 ホーチミン教育局はこのほど、語学学校、コンピューター関連学校に勤める外国人講師に関する会合を開き...

新着ニュース一覧

 中国発のぬいぐるみ「ベイビー・スリー(Baby Three=娃三歳)」が、ホーチミン市の若者の間でブームにな...
 デジタル旅行プラットフォーム「アゴダ(Agoda)」を運営するアゴダ・カンパニー(Agoda Company、シンガ...
 南中部沿岸地方ダナン市観光局は、2024年12月14日(土)から2025年1月2日(木)にかけて「クリスマス&ニュ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 午後3時、ハノイ市ハイバーチュン区ファムディンホー街区在住のグエン・ゴック・クアンさん(男性・61歳...
 カンボジア公式訪問を開始したチャン・タイン・マン国会議長は21日、カンボジアの首都プノンペンで、同...
 ベトナム共産党政治局・書記局は20日に開かれた会合で、政治局員・国会共産党連合会書記・国会議長在任...
 ワインの輸入販売などを手掛けるエノテカ株式会社(東京都港区)は11月25日、ホーチミン市1区のホーチミ...
 住商アグロインターナショナル株式会社(住商アグロ、東京都千代田区)は、ベトナムの農業資材販売会社で...
 ベトナム最大の企業管理職向けソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を運営するアンファベ(Anph...
 南部メコンデルタ地方カマウ省人民委員会は19日、ダムゾイ郡でダムゾイ・カイヌオック・チャーラー(Dam...
 ホーチミン市人民委員会は21日、12月の商業運転開始を予定している都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~...
 21日から23日までの日程でマレーシアを公式訪問中のトー・ラム書記長は21日、最高儀礼に則り盛大に執り...
 ドミニカ共和国を公式訪問中のファム・ミン・チン首相は現地時間20日、ルイス・ロドルフォ・アビナデル...
 米不動産サービス大手クッシュマン&ウェイクフィールド(Cushman & Wakefield=C&W)がこのほど発表した...
 南中部高原地方総合病院は19日、自宅で調理したヒキガエルの肉と卵を食べた児童2人が中毒を起こしたと...
トップページに戻る