ビナサット2、2012年第2四半期に打ち上げ予定

2011/08/24 11:31 JST配信

 ベトナム郵政通信グループ(VNPT)によると、ベトナム第2の通信衛星「ビナサット2(VINASAT-2)」は設計段階を終了しており、今後組み立てやテストなどが順調に進めば2012年の4月15日から5月15日の期間に打ち上げられる可能性が高いという。22日付ダウトゥ紙(電子版)が報じた。

 2008年4月に打ち上げられた国内初の通信衛星「ビナサット1」は現在、回線容量の約85%まで利用されている。この成功を受けて、VNPTは2010年5月にビナサット2の打ち上げに関する契約を締結した。

 VNPTの通信施設プロジェクト管理委員会のホアン・ミン・トン委員長によると、ビナサット2の回線容量はビナサット1より大きく、16年以上利用できるという。打ち上げにかかる総経費は2億6000万~2億8000万ドル(約208億~224億円)で、資金回収にかかる期間は10~12年とみられている。ビナサット2の打ち上げ地点は、ビナサット1と同様に南米仏領ギアナの宇宙基地が予定されている。

[Dau tu online, 09:13:06, 22/08/2011, O]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ベトナム科学技術研究所はこのほど、地球観測衛星「VNREDSat‐1A」の打ち上げプロジェクト開始について...
 米ロッキード・マーティン・コマーシャル・スペースシステムズ社は4日、ベトナム郵政通信グループ(VNPT...
 米ホワイトハウスによると、バラク・オバマ大統領はこのほど、合衆国輸出入銀行(Ex-Im Bank)がベトナム...
 ベトナム郵政通信グループ(VNPT)は9日、ベトナムで2番目となる通信衛星「ビナサット2(VINASAT-2)」を16...
 ベトナム郵政通信グループ(VNPT)は17日、郵便保険株式総公社[PTI]および
 ベトナム郵政通信グループ(VNPT)は10日、ベトナムと中国の首脳間ホットラインを開設したと発表した。10...
 ベトナムを訪問中の国際電気通信連合(ITU)のハマドゥーン・トゥーレ事務総局長は18日、ベトナム郵政通...
 株式会社IHI(東京都江東区)の子会社であるIHI エアロスペース(東京都江東区、略称:IA)はこのたび、米...

新着ニュース一覧

 米マイクロソフト(Microsoft)が発表した調査報告書「ワークトレンド指数(Work Trend Index)」2025年版...
 在ベトナム米国大使館は18日、巡視船「CSB8022」をベトナム海上警察に引き渡したと発表した。越米間の...
 宅配を手掛ける地場ゴゾ・エクスプレス(Gozo Express)は18日、地場系コングロマリット(複合企業)
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は
 最先端の機械学習テクノロジーを活用してモバイル資産を識別・評価・最適化する米国のラウンズ(Rounds)...
 サイゴンハノイ保険[BHI](Sai Gon-Ha Noi Insurance Corporation)は、韓
 ホーチミン市7区のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen Van Linh, quan ...
 ベトナムは、ライチの生産量で中国に次ぐ世界2位となっている。  2025年の収穫量は約30万3000tで、...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 ハノイ市ノイバイ国際空港で、ベトナム人乗客による日本円の違法持ち出しが発覚した。税関当局が18日に...
 国内IT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、東南部地
 国会は18日、エネルギー使用効率化法の一部を改正・補足する法律を可決した。同法は2026年1月1日に施行...
 持田製薬株式会社(東京都新宿区)とMeiji Seikaファルマ株式会社(東京都中央区)は、持田製薬が日本で販...
 ベトナム発のITソリューション企業であるカオピーズ(Kaopiz、ハノイ市)と、東南アジア市場における医療...
 米グーグル(Google)と財政省傘下のベトナム国家イノベーションセンター(NIC)は18日、ベトナム国内での...
トップページに戻る