ホーチミン:排水システム整備計画に遅れ、現在の実施面積は市域30%程度

2012/05/28 05:23 JST配信

 ホーチミン市浸水防止計画管理センターの排水管理部はこのほど、同市の排水システム整備計画は進捗が遅れていると明らかにした。23日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。

(C) Saigontimes
(C) Saigontimes

 整備工事は現在のところ、市域面積の内、約30%の860キロ平方メートルの範囲までしか進んでおらず、同市の複数の地区は今後も引き続き浸水に見舞われる可能性が高いという。同センターは、計画の進捗に遅れが生じている要因について、一部の工事の請負業者入札で問題が発生したためと弁明している。

 なお、過去10年間で同市の排水システム整備向け工事案件は172件が完了しており、実施場所は1区、3区、4区、5区、6区、8区、11区、タンビン区、タンフー区、フーニュアン区、ビンタイン区が中心となっている。これまでに浸水被害地区188か所の状況を改善し、2011年~2015年までに更に約100件の整備工事を実施していく方針。

[Le Anh, thesaigontimes.vn, 23/5/2012, 15:53 (GMT+7)U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市人民委員会はこのほど、市内での浸水・洪水を抑制し、生活用水の貯水も兼ねた調整池の建設...
 ホーチミン市人民委員会はこのほど、同市1区ベンゲー地区リートゥチョン通り63番地に気候変動対策室を...
 ホーチミン市浸水防止計画調整委員会のホー・ロン・フィー副委員長は、ホーチミン市が現在のような発展...
 ホーチミン市人民委員会のグエン・タイン・タイ副主席は24日、ホーチミン市にて関西経済連合会(関経連)...
 ホーチミン市浸水防止計画管理センターによると、同市の道路には浸水する場所が96カ所あったが年初から...

新着ニュース一覧

 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
 ベトナム郵便通信グループ(VNPT)は18日、2026年計画実施会議の枠組みの中で、人工知能(AI)専門会社「VN...
 東南部地方ドンナイ省のロンタイン国際空港は19日、初の民間旅客便を受け入れた。同空港が受け入れた初...
 地場系コングロマリットのビングループ[VIC](Vingroup)は12月19日、ハノ
トップページに戻る