ホーチミン:地盤沈下で3階建て住宅が30度傾く

2012/06/08 17:36 JST配信

 ホーチミン市フーニュアン区5地区ティッククアンドゥック通り120/86番地にある3階建ての住宅が5日午後、轟音とともに傾き始めて、約30度傾いたところで止まった。急な地盤沈下による傾きだったが、幸い怪我人は出なかったという。6日付VNエクスプレスが報じた。

(C) Vnexpress, An Nhơn
(C) Vnexpress, An Nhơn

 地盤沈下が起きた住宅の隣の敷地では、建設業者が新たな住宅建設向けの地盤改良工事を行っており、この作業が地盤沈下を引き起こした可能性が高いと見られている。

 危険性を重く見た当局は、傾いた住居の住民や周辺の住民、合わせて16世帯に対し、避難勧告を発令。当局は区人民委員会の事務所を臨時宿泊スペースとして開放する方針。そのほかの住民は近くの親類・知人宅で寝泊りすることになるが、傾いた住宅をどのように処理するかは決まっていない。

[An Nhon, VNExpress, 12:51 (GMT+7) 06/06/2012U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市資源環境局は25日、市内の地盤沈下面積が7200ha近くに上ったことを示す2015年の調査結果を...
 ホーチミン市は毎年0.5~1ミリずつ地盤沈下している。同市資源環境局が11日に開いた会議で、こんな研究...

新着ニュース一覧

 商工省によると、2025年におけるベトナムの輸出入総額は推定で約9200億USD(約144兆円)となり、過去最高...
 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
トップページに戻る