南中部クアンアム省ホイアン市で9日、「ノーカーデー」と「ノービニール袋デー」が実施され、学生や市民約300人が参加した。参加者はおそろいのTシャツを身に纏い、自転車で旧市街地をパレードしながら環境保護を訴えた。「ノーカーデー」がベトナムで実施されたのは今回が初めて。9日付ベトナムプラスが報じた。
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「ノーカーデー」は1997年、9月22日の秋分の日を記念して、フランス南西部シャラトン地方の港町ラ・ロシェで初めて行われた。現在は自動車による公害(排気ガス、騒音、渋滞など)の緩和を目指し、その他の交通機関の利用を推奨する環境保護活動として、世界40か国の268都市で毎年開催されている。
ホイアン市の「ノーカーデー」では、個人車両の利用を控え、自転車や電動自転車などの利用を推奨したほか、屋外写真展なども催された。また、市内の主要市場では、ビニール袋を生分解性ビニール袋に交換するイベントも催された。