ホーチミン:浸水被害抑止に向け4か所に調整池建設へ

2013/07/22 14:37 JST配信

 ホーチミン市浸水抑制プログラム推進センターはこのほど、2013年の同市浸水抑止案件状況及び今後実施する計画についてのレポートを同市人民評議会に提出した。17日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。

(C) Saigontimes
(C) Saigontimes

 それによると、来年、浸水被害抑止のための調整池を◇ベンゲー運河(1区、4区)、◇テー運河(4区、7区)、◇フースアン川(7区、ニャーベー郡)、◇ヌオックレン運河(ビンタン区)の河川沿いで着工する。投資総額は2兆6000億ドン(約122億円)。完成時期は2017年の予定。2015年には更に投資総額2兆3000億ドン(約108億円)を投じて、3か所の調整池を建設する計画。

 上記の調整池建設計画は、グエン・タン・ズン首相が2008年に承認した「ホーチミン市浸水抑制灌漑計画」の一部で、調整池の建設費用は同市や農業農村開発省、政府予算から拠出される。

[Saigon Times, 15:57 (GMT+7) 17/07/2013U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市では、川や運河の水位が年々上昇傾向にあり、対策が間に合わず浸水状況が悪化している。21...
 ホーチミン市農業農村開発局がこのほど発表したハザードマップ(浸水予想区域図)によると、東南部ビン...
 ホーチミン市資源環境局気候変動課はこのほど、地球温暖化の影響で「2050年までにホーチミン市の面積の...
 ホーチミン市人民委員会はこのほど、市内での浸水・洪水を抑制し、生活用水の貯水も兼ねた調整池の建設...

新着ニュース一覧

 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
 ベトナム郵便通信グループ(VNPT)は18日、2026年計画実施会議の枠組みの中で、人工知能(AI)専門会社「VN...
 東南部地方ドンナイ省のロンタイン国際空港は19日、初の民間旅客便を受け入れた。同空港が受け入れた初...
 地場系コングロマリットのビングループ[VIC](Vingroup)は12月19日、ハノ
トップページに戻る