ホーチミン市運送協会はこのほど、バス利用者の増加を目指して、路線バス車内での公衆無線LANサービスを試験的に導入する計画を発表した。28日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
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同協会経営企画部のファム・クオック・ベト部長によると、既に利用者が多い路線で1日限定の試験運用を行っており、乗客からは「車内にいながらオンラインで新聞が読める」、「路線や地図を検索して確認できる」など、概ね好評を得たという。
同氏は28日、路線バス車内での公衆無線LANサービスの試験導入について、ホーチミン市交通運輸局の許可を得たとしており、今後は複数の路線で同サービスを展開する方針。本格導入に当たっては、複数の路線バスに無線LAN機器を搭載しなければならないため、通信会社などとの連携が必要になるが、企業側にとってはバス車内でオンライン広告を流すことができるようになるというメリットもある。