25日午後20時45分ごろ、ハノイ市バーディン区にある複合施設「ロッテセンター・ハノイ」でエレベーターが落下する事故が発生し、乗客7人のうち2人が軽傷を負った。
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事故に遭った乗客によると、同施設内のホテルでパーティーに参加した後、下階に向かおうと65階で5人がエレベーターに乗った。エレベーターは63階まで正常に下っていたが、ここから異常なスピードで35階まで落下。更に35階で2人が乗り込んできたところ扉が急に閉まり、1人が肩を、1人が腕を挟まれ軽傷を負った。その後エレベーターは停止してしまい、緊急ボタンを押しても扉は開かず、7人は約40分間閉じ込められたという。
これに対してロッテセンター・ハノイの責任者は、「エレベーターが62階まで下降した際に振動が起きたため、自動的に安全モードに切り替えられて29階までスムーズに下り停止した。また、乗客の通報を受けてから12分以内に復旧した」と述べ、エレベーターの落下を真っ向から否定している。
なお、「ロッテセンター・ハノイ」は9月2日にグランドオープンしたばかり。建設省傘下の品質検査局が26日に検査を行ったところ、同エレベーターは最新式で安全だという結果が出ている。