ハノイ:鉄道局長が交通運輸省庁舎内の局長室で変死、自殺の可能性も

2015/01/26 16:56 JST配信

 22日19時ごろ、交通運輸省傘下鉄道局のグエン・フー・タン局長が同省庁舎内の局長室で変死しているのが掃除係により発見された。遺体の側には樹脂製の紐があり、また首に絞め跡があったことから首を吊って自殺した可能性があるというが、同省は死因について正式な見解を明らかにしていない。捜査当局は引き続き捜査を進めている。

(C) tuoitre グエン・フー・タン局長
(C) tuoitre グエン・フー・タン局長

 タン局長は先般、ハノイ市都市鉄道(メトロ)2A号線(ドンダー区カットリン~ハドン区間)に関して軽率な発言をしたため「交通運輸省のイメージに傷を付けた」とされ、2014年4月25日~5月9日までの2週間、ディン・ラ・タン交通運輸相から職務停止処分を受けていた。

 問題となったタン局長の発言は、地元メディアのインタビューで、メトロ2A号線案件の投資総額が当初より3億USD(約354億円)も膨らんだことについて「投資総額を少し修正しただけで大騒ぎになってしまう」とコメントしたもの。3億USDの増額を「少し修正」と表現したことで、批判の声が集まった。

 情報筋によると、タン局長はこのところ大きなストレスを抱えていたものの、遺体が発見された当日にも通常通りに出勤して打ち合わせをこなし、異常な言動はなかったという。タン局長は1955年生まれ(60歳)、南中部クアンナム省ディエンバン郡ディエンホン村出身で、2010年6月より現職に就いており、定年退職間近だった。

 なお、同省は23日、鉄道局のグエン・バン・ドアン次長を同局の臨時局長に任命した。

※最終更新:2015年1月26日18:30 JST

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 建設資材の鉄筋が道路に落下し通行人5人が死傷するなどの事故が相次い

新着ニュース一覧

 ホーチミン市警察刑事警察部は、タンソンニャット国際空港の空港警察と連携し、市内のホテルで殺人を犯...
 独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC、東京都港区)は、ベトナム石炭鉱産グループ(Vietnam...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 23日のベトナム株式市場はほぼ全面安の展開となり、VNインデックスは3日連続で大幅に下落した。VNイン...
 ハノイ市郊外のダイスエン村(旧フースエン郡)ダーチャット村落の人々は、ベトナム語の標準語とは別に、...
 国家選挙評議会は21日、3月15日に実施された第16期(2026~2031年任期)の国会議員および各レベル人民評...
 ファム・ミン・チン首相は19日、エネルギー使用の効率化、エネルギー転換の促進、および電動車両などの...
 ホーチミン市のドゥックバー(聖母マリア)教会で19日、新しい2本の十字架が教会の2つの鐘塔の上に設置さ...
 ベトナム共産党のトー・ラム書記長は17日、新時代における首都ハノイの建設・発展に関する政治局決議第...
 ベトナム評価レポート社(ベトナムレポート=Vietnam Report)は、2026年における信頼性の高い不動産デベ...
 ハノイ市人民委員会は20日午前、環状2.5号線のジックボン(Dich Vong)~トゥオンディン(Thuong Dinh)区...
 ベトナムと日本の両国政府はハノイ市で20日、総額892億5600万円を限度とする円借款3件に関する書簡の署...
 在外ベトナム人国家委員会(SCOV)によると、現在、世界130以上の国と地域に約600万人の在外ベトナム人...
 地場の小売大手であるホーチミン市商業合作社(サイゴンコープ=Saigon Co.op)はこのほど、2026年の業績...
 国連の持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(Sustainable Development Solutions Network=SDSN...
トップページに戻る