ダナン:「パジャマで海水浴」の何がいけないの?人民評議会で議論

2015/07/13 05:23 JST配信

 南中部沿岸地方ダナン市人民評議会は9日、同市の観光発展について議論し、一部の観光客が「パジャマ」で海水浴をしている現状を取り上げた。

(C) zing
(C) zing

 ダナン市の海岸では連日、国内外から訪れた多くの観光客が海水浴を楽しんでいる。しかし、外国人観光客の中には、水着ではなくパジャマを着て海水浴をするベトナム人観光客の姿を見て、不快に感じる人もいるという。

 同市文化スポーツ観光局のゴ・クアン・ビン局長は、こうした現状を指摘した上で、同局と観光関連当局が今後、水着を着用した人のみが利用できる海水浴エリアを設ける方針であることを明らかにした。ビン局長はまた、海水浴の際に水着の着用を義務付ける規定を設けることも検討すべきとした。

 これについて同市人民評議会では反対意見が相次いだ。ある議員は、「水着着用を義務付けるのは困難。各国でそれぞれ文化も異なり、外国人にとって海水浴に水着は不可欠だとしても、ベトナム人にとってはそうでないかもしれない。中には長ズボンやワイシャツを着て海水浴をする人もいるくらいで、パジャマの方がまだましだ」と反論した。

[Le Phi, Phap luat thanh pho Ho Chi Minh, 10/7/2015 - 06:30, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 南中部沿岸地方ダナン市人民委員会は24日、同市のビーチでごみのポイ捨てをした人に対して、5万~50万V...
 東南部地方バリア・ブンタウ省ブンタウ市人民委員会は22日、同市のビーチで営業している飲食サービス業...
 南中部沿岸地方ダナン市人民委員会は、同市ソンチャー区及びグーハインソン区のビーチで排尿・排便行為...

新着ニュース一覧

 ルオン・クオン国家主席は4月28日、北中部地方ハティン省でラオスのトーンルン・シースリット国家主席 ...
 インボイスに関する政令第123号/2020/ND-CPの一部を改正・補足する政令第70号/2025/ND-CP(6月1日施行)...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 カナダの金融・保険サービス比較会社 「ハローセーフ(HelloSafe)」はこのほど、世界各国における株式市...
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) ロンドン:歌謡曲でムードたっぷり、街角...
 ハノイ市人民評議会は4月29日、バイオテクノロジー分野に特化した「ハノイバイオハイテクパーク」の建...
 日本の経済産業省とベトナム商工省は4月28日、エネルギートランジションに係る二国間協力プロジェクト...
 東南部地方ビンズオン省のビンズオン新都市ワールドトレードセンター(WTC EXPO)で5月7日(水)から9日(金...
 イタリアのサンペレグリノ(Sanpellegrino)とアクアパンナ(Acqua Panna)が冠スポンサーを務める「アジア...
 日本の警察庁組織犯罪対策部はこのほど、令和6年(2024年)における組織犯罪の情勢(確定値版)を発表した...
 北中部地方クアンチ省チエウフォン郡チエウタイン村で4月28日、南部解放・南北統一50周年(1975年4月30...
 ホーチミン市交通公共事業局傘下の公共交通管理センターは4月28日、ホーチミン市1区サイゴンバスターミ...
 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、5月5日(
 4月は、ドナルド・トランプ米大統領が、世界各国からの輸入品に対し「相互関税」を課すと発表しました...
 VIETJOベトナムニュースが4月に配信した記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:200年の...
トップページに戻る