タイ・バンコク中心部で17日に発生した爆発で、負傷者の中にベトナム国籍の男性1人が含まれていることが分かった。
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負傷したベトナム人男性は、北中部タインホア省チエウソン郡出身のマイ・バン・チュオンさん(25歳)。チュオンさんは足の骨にひびが入るなどしたが軽傷で、現在バンコクのクラン病院で治療を受けている。駐タイ・ベトナム大使館によると、チュオンさん以外のベトナム人の死傷者は確認されていない。
この爆発により、20人が死亡、125人が重軽傷を負った。このうち、日本企業のタイ現地法人に出向している日本人男性1人が重傷。死傷者の多くが中国人などのアジア系だったという。
なお、18日午後にもバンコク中心部を流れるチャオプラヤ川に爆発物が投げ込まれ水中爆発した。この爆発による負傷者は確認されていない。