タイ・バンコク中心部で8月17日に発生した爆発で軽傷を負ったベトナム人男性が5日、治療を終えてベトナムへ帰国した。
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負傷したベトナム人男性は、北中部タインホア省チエウソン郡出身のマイ・バン・チュオンさん(25歳)。チュオンさんは目と左のかかとを負傷し、バンコクのクラン病院で治療を受けていた。目は軽い打撲だったが、かかとは骨にひびが入り、入院後すぐに手術を受けたという。
駐タイ・ベトナム大使館は5日、チュオンさんの退院手続きを行い、チュオンさんは同日17時50分のタイ国際航空TG564便でバンコクのスワンナプーム国際空港からハノイ市のノイバイ国際空港へ帰国した。
この爆発により、外国人多数を含む20人が死亡、125人が重軽傷を負った。このうち、日本企業のタイ現地法人に出向している日本人男性1人が重傷を負った。