新国会議事堂地下にタンロン遺跡の遺構・遺物を展示へ

2015/09/07 17:57 JST配信

 グエン・タン・ズン首相はこのほど、ハノイ市バーディン区の世界文化遺産タンロン城王宮跡(タンロン遺跡)に建設された国会議事堂の地下に同遺跡の遺構と遺物を展示すべく、同案件の請負主を選定するようベトナム社会科学研究所に対して指示した。

(C) vneconomy
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 展示スペースは面積3700m2で、2つのフロアから成る。地下1階には李(リー)朝(1009~1225年)から陳(チャン)朝(1225~1400年)、黎(レ)朝(1428~1527年、1532~1789年)まで、地下2階には大羅(ダイラ、8~9世紀)時代から丁(ディン)朝(966~980年)、前黎(前レ)朝(980~1009年)までの遺構や遺物を展示する計画だ。

 新国会議事堂は2009年10月に着工され、約5年後の2014年に完成した。地上5階・地下2階建てで、延べ床面積約6万m2の正方形の建物となっている。一方、2002年に発見されたタンロン遺跡は、ベトナムの歴代王朝の遺構が重なり合った巨大な宮殿遺跡。2010年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録されたが、同地に新国会議事堂が建設されたことで遺跡の一部が破壊され、問題となっている。

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