栄養士を専門職として初認定、国民の健康改善に期待

2015/11/20 12:14 ICT配信

 保健省及び内務省はこのほど、栄養士に求める要件や任命・賃金などを規定する共同通達第28号/2015/TTLT-BYT-BNVを発出した。これにより、栄養士が1つの専門的な職業として初めて認められることになる。

 同通達では、栄養士を下級・中級・上級に分類し、栄養士に求める要件として栄養学専攻の短期大学または大学、大学院(修士課程)のいずれかを卒業していることなどを規定している。このほか、外国語やパソコンスキルなどに関する規定も盛り込んでいる。

 ベトナム国内では、栄養関連教育が遅れており、栄養士を養成する本格的なプログラムも非常に少ないのが現状だ。また、栄養バランスという概念が根付いていない上、ファストフードやレトルト食品などが急速に浸透し食生活が大きく変化していることにより、肥満や生活習慣病の増加が問題となっている。

 こうした中、国民の健康の改善に向けて、ハノイ医科大学は保健省をはじめとする関連省庁、ベトナム栄養研究所、日本の味の素グループと協力し、2013年に栄養学専攻の学士号取得プログラムを発足した。日本の協会や大学も協力しているほか、味の素グループが奨学金を授与している。

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