4日16時20分頃、ハノイ市都市鉄道(メトロ)2A号線(ドンダー区カットリン~ハドン区間)のホアンカウ駅工事現場(ドンダー区ホアンカウ通り)で、建設資材の鉄筋が高所から道路に落下する事故が発生した。
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この事故により、バイクで通りがかった20歳前後の男性1人が手に軽傷を負った。落ちてきた鉄鋼は長さ約40cmだった。被害者本人が訴えるまで、工事関係者は事故現場を検査・確認しなかったという。工事責任者はメディアの取材を拒否している。
メトロ2A号線の工事現場では、2014年11月と12月、2015年8月にも事故が発生し、2014年11月の事故では1人が死亡、4人が重軽傷を負った。一方、メトロ3号線(ニョン~ハノイ駅区間)でも5月10日と12日に相次いで事故が発生している。
なお、同プロジェクトの投資主体は交通運輸省、ゼネコンは中国鉄道第6局有限会社。施工の遅れや安全性の問題により、先日建設業者が代わったばかりだった。