ホーチミン市で相次ぐ外国人を狙った窃盗・強盗事件で、同市警察は14日、容疑者3人を逮捕した。逮捕されたのは、主犯格のダン・トゥアン・タイン容疑者(男・21歳、東南部地方タイニン省在住)と共犯の2人。
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タイン容疑者は、警察官を名乗ってターゲットの違反を指摘し、証拠物件を押収するふりをして金銭を奪い去る手口で7件の事件を引き起こしたという。警察の取り調べに対し、同容疑者は、奪った金で麻薬を購入し使用したと供述している。
警察は家宅捜索を行い、犯行に使われたバイクと偽造警察官証明書、外国人被害者らから奪ったと見られる複数のかばん、ダーツ用品、自撮り棒、腕時計、パソコンのほか、メタンフェタミン(結晶状の薬物)などの証拠物件を押収した。
警察によると、タイン容疑者は1区ファングーラオ通り(バックパッカー街)でバイクタクシーの運転手をしていた。警察は、他にも共犯者がいると見て、引き続き捜査を進めている。