ハノイ:カラオケ店の火災を刑事立件、原因は看板の溶接引火

2016/11/03 16:09 JST配信

 ハノイ市公安刑事警察課のズオン・バン・ザップ課長は2日、同市カウザイ区チャンタイトン通りで1日午後に発生したカラオケ店の火災について、消防に関する規定違反行為があったとして刑事事件として立件すると明らかにした。この火災で13人が死亡している。

(C)Bao chinh phu
(C)Bao chinh phu

 火災はチャンタイトン通り68番地のカラオケ店で発生し、70~74番地の建物に延焼した。火災の原因は、68番地の2階での看板の溶接作業中、不注意によって可燃物に引火したとみられている。68番地は1フロアの床面積が約90m2の9階建てで、建物全体が全焼した。70~74番地の建物は全ての看板が焼失した。

 カウザイ区人民委員会のズオン・カオ・タイン主席によると、68番地の建物は事業登録証明書と消防設計承認証明書は取得していたが、消防検査確認書やカラオケ事業の許可書などを取得していなかった。

 このカラオケ店は法的手続きがまだ完了しておらず、10月17日に行われた当局の検査では、必要な書類が全て揃うまで営業しないとの確約書を提出していたが、実際には書類が揃う前に営業していた。

[Bao chinh phu,11:54, 02/11/2016,O]
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