ベトナム航空局はこのほど、2017年第1四半期における国内航空会社のフライトの遅延・欠航に関するデータを発表した。
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それによると、遅延・欠航率が最も高かったのは格安航空会社ジェットスターパシフィック(Jetstar Pacific Airways=JPA)で、運航便8542本のうち2379本が遅延、174本が欠航となり、遅延率は前期比+7.5ポイント上昇の27.9%、欠航率は同0.7ポイント上昇の2.0%だった。
一方、ベトナム航空総公社[HVN](Vietnam Airline)とベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)の2社の遅延・欠航率は大幅に改善している。
HVNは運航便2万5494本のうち2187本が遅延、98本が欠航となり、遅延率は前期比▲6.2ポイント低下の8.6%、欠航率は0.4%だった。また、VJCは運航便1万9015本のうち2337本が遅延、5本が欠航となり、遅延率は前期比▲1.9ポイント低下の12.3%、欠航率はわずか0.03%に留まった。
このほか、HVN傘下のベトナムエアサービス社(VASCO)は第1四半期に2200本を運航し、156本が遅延、60本が欠航となり、遅延率と欠航率のいずれも前期比で上昇した。
遅延の主な原因としては、◇航空会社の技術、◇空港の設備、◇天候、◇航空機の帰着遅れ、◇飛行の管理・オペレーションなどが挙げられる。