10年間燃え続ける井戸水、メタン汚染が原因か

2017/05/03 14:12 JST配信

 北中部地方クアンチ省チエウフォン郡チエウホア村バンホア村落にある民家の井戸水が青い炎を上げて燃える様子を撮影した動画が話題になっている。

(C) danviet
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 同村落には約240世帯が住んでおり、大半が井戸を有しているが、井戸水が燃えるのはチュオン・スアン・ヒエンさんの自宅にある井戸のみだ。ヒエンさんは2007年に深さ約40mのこの井戸を掘削したが、ポンプのバルブを閉めることができなかったことから、火をつけてみたところ、井戸水が激しく燃えたという。

 ヒエンさんは炎を消すため井戸に砂を入れたが、炎が消えることはなく、10年間にわたり燃え続けている。専門家によると、井戸を掘削する際にメタンの層に到達した可能性が高いという。地元当局は原因を究明すべく現場を検査したが、まだ結論を発表していない。

 2008年から2017年4月までの間に死亡した同村落の住民103人のうち、41人ががんで死亡しており、更に現在も4人ががんに罹患していることが確認された。正確な原因は不明だが、飲み水の汚染が原因だった可能性があると見られている。

[Danviet, 23/04/2017 19:00 PM (GMT+7), A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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