ベトナムでまた仮想通貨詐欺、被害額7000億VND超か

2018/08/06 04:09 JST配信

 ホーチミン市で仮想通貨に関する大規模な詐欺事件がまた発生した。告発を受けて、同市職務・経済管理犯罪取締部(PC46)は捜査に乗り出した。

 今回の事件は、同市フーニュアン区にあるスカイ・マイニング社(Sky Mining)が仮想通貨への投資として多くの投資家から巨額の資金を集めたが、社長は「病気の治療のため」として海外に逃亡したというもの。

 同社はハノイ市とホーチミン市を中心に全国各地でマイニング工場17か所を運営していると謳い、シニアレベルのメンバーに高級車を贈るなど盛大な投資イベントを開催して宣伝広告を行っていた。

 非公式情報によると、投資家約4000人から資金を調達し、詐欺被害額は約7000億VND(約34億円)に上る。同社社長は居住地から姿を消しており、米国に逃亡したものとみられている。

 なお、ベトナムでは仮想通貨による決済は違法とされているが、現行規定でマイニングマシンは「データ処理機器」に該当するため、企業各社は海外から容易に輸入することができている。

 こうした中、ベトナム国家銀行(中央銀行)、財政省、商工省、司法省、情報通信省など関連省庁は、仮想通貨に関する活動の取り締まりや仮想通貨マイニング機器の輸入制限・管理を強化するための対策を講じている。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 ベトナムの流通大手リンタイン・グループ(Linh Thanh Group)はこのほど、ブロックチェーン(分散型ネッ...
 グエン・スアン・フック首相はこのほど、ビットコインとその他の仮想通貨であるアルトコインに関する活...
 ホーチミン市人民委員会はこのほど、同市公安局に対して仮想通貨のICO(イニシャル・コイン・オファリン...

新着ニュース一覧

 ベトナム国内の石油元売り各社は、エネルギー安全保障の強化と化石燃料の輸入依存からの脱却を目指し、...
 ベトナム政府は19日、決議第36号/NQ-CPの一部を改正・補足する決議第55号/NQ-CPを公布した。同決議は同...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)と、シンガポー...
 ハノイ市郊外のダイスエン村(旧フースエン郡)ダーチャット村落の人々は、ベトナム語の標準語とは別に、...
 保健省医薬品管理局は17日付けで、台湾製の手足口病ワクチン「エンバックジェン(Envacgen)」の使用を承...
 ベラルーシ国営のベラヴィア航空(Belavia Belarusian Airlines)は20日、ベラルーシの首都ミンスクとカ...
 英国航空サービスリサーチ会社のスカイトラックス(Skytrax)が発表した「世界の空港トップ100(The World...
 ホーチミン市警察刑事警察部は、タンソンニャット国際空港の空港警察と連携し、市内のホテルで殺人を犯...
 独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC、東京都港区)は、ベトナム石炭鉱産グループ(Vietnam...
 23日のベトナム株式市場はほぼ全面安の展開となり、VNインデックスは3日連続で大幅に下落した。VNイン...
 国家選挙評議会は21日、3月15日に実施された第16期(2026~2031年任期)の国会議員および各レベル人民評...
 ファム・ミン・チン首相は19日、エネルギー使用の効率化、エネルギー転換の促進、および電動車両などの...
 ホーチミン市のドゥックバー(聖母マリア)教会で19日、新しい2本の十字架が教会の2つの鐘塔の上に設置さ...
 ベトナム共産党のトー・ラム書記長は17日、新時代における首都ハノイの建設・発展に関する政治局決議第...
トップページに戻る