ホーチミン:中心部へのバイク乗り入れ制限案を発表

2018/08/24 16:51 JST配信

 交通運輸省交通運輸開発戦略研究所は、2030年までを視野に入れた同市における公共交通手段・個人車両管理強化に関する計画案を発表した。これは同市交通運輸局が交通渋滞の削減を目的として同研究所に依頼したもの。

イメージ写真
イメージ写真

 これにより、同市は2030年までに1区・3区・5区・10区を含む市中心部へのバイクの乗り入れを制限する計画だ。詳細は以下の通り。

・2020年まで:

パスツール通り(Pasteur)とナムキーコイギア通り(Nam Ky Khoi Nghia)の一部区間で7時~19時までの時間帯に、またグエンティミンカイ通り(Nguyen Thi Minh Khai)とチュオンソン通り(Truong Son)でラッシュアワーの時間帯に、それぞれバイクの乗り入れを制限する。

・2021年~2025年まで:

ボーバンキエット通り(Vo Van Kiet)、ディンティエンホアン通り(Dinh Tien Hoang)、ディエンビエンフー通り(Dien Bien Phu)、ハイバーチュン通り(Hai Ba Trung)、グエンティミンカイ通り、グエンバンクー通り(Nguyen Van Cu)に囲まれた地域でバイクの乗り入れを禁止する。

・2026年~2030年まで:

ボーバンキエット通り、チャウバンリエム通り(Chau Van Liem)、ホンバン通り(Hong Bang)、リートゥオンキエット通り(Ly Thuong Kiet)、バックハイ通り(Bac Hai)、カックマンタンタム通り(Cach Mang Thang 8)、ボーティサウ通り(Vo Thi Sau)、ディンティエンホアン通り、トンドゥックタン通り(Ton Duc Thang)に囲まれた1区・3区・5区・10区の地域でバイクの乗り入れを禁止する。

 同案とあわせて、路線バスの台数を増やすほか、都市鉄道(メトロ)の建設を加速するなど、公共交通手段を確保していく。市当局は、「公共交通手段を十分に確保できない限り、中心部へのバイク乗り入れの制限は行わない」と発表した。

[Vnexpress 12:44 23/08/2018, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 2030年までを視野に入れた2017~2020年のハノイ市の交通渋滞の緩和と大気汚染対策に向けた車両管理強化...
 交通運輸開発戦略研究所(TDSI)は、「ホーチミン市における公共交通システムの増強および個人車両制限の...
 ハノイ市人民委員会は25日、2030年までを視野に入れた2017~2020年の同市における個人車両管理強化に関...
 ハノイ市人民評議会が7月上旬に採択した、2030年までを視野に入れた2017~2020年の同市における個人車...
 南中部沿岸地方ダナン市人民評議会は7日に開かれた会議で、同市における公共交通機関の開発および個人...
 ハノイ市人民評議会は4日に開かれた会議で、2030年までを視野に入れた2017~2020年の同市における個人...
 ハノイ市人民委員会は、2030年までを視野に入れた2017~2020年の同市における個人車両管理強化に関する...
 ハノイ市人民委員会は2日、2030年までを視野に入れた2017~2020年の同市における個人車両管理強化に関...

新着ニュース一覧

 英国の大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds=QS)が発表した最新の大学ランキング...
 世界最大級の宿泊予約サイト「ブッキング・ドットコム(Booking.com)」はこのほど、6月のプライド月間(L...
 米マイクロソフト(Microsoft)が発表した調査報告書「ワークトレンド指数(Work Trend Index)」2025年版...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は
 在ベトナム米国大使館は18日、巡視船「CSB8022」をベトナム海上警察に引き渡したと発表した。越米間の...
 宅配を手掛ける地場ゴゾ・エクスプレス(Gozo Express)は18日、地場系コングロマリット(複合企業)
 最先端の機械学習テクノロジーを活用してモバイル資産を識別・評価・最適化する米国のラウンズ(Rounds)...
 サイゴンハノイ保険[BHI](Sai Gon-Ha Noi Insurance Corporation)は、韓
 ホーチミン市7区のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen Van Linh, quan ...
 ベトナムは、ライチの生産量で中国に次ぐ世界2位となっている。  2025年の収穫量は約30万3000tで、...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 ハノイ市ノイバイ国際空港で、ベトナム人乗客による日本円の違法持ち出しが発覚した。税関当局が18日に...
 国内IT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、東南部地
 国会は18日、エネルギー使用効率化法の一部を改正・補足する法律を可決した。同法は2026年1月1日に施行...
 持田製薬株式会社(東京都新宿区)とMeiji Seikaファルマ株式会社(東京都中央区)は、持田製薬が日本で販...
トップページに戻る