ハノイ:中心部へのバイク乗り入れ制限案、正式に公布

2017/08/28 17:22 JST配信

 ハノイ市人民委員会は25日、2030年までを視野に入れた2017~2020年の同市における個人車両管理強化に関する計画案を正式に公布した。同計画案は7月上旬に開かれたハノイ市人民評議会の会議で採択されたもの。

(C) tuoitre
(C) tuoitre

 これにより、同市は2030年までに市中心部の各区へのバイクの乗り入れを制限するほか、一部の通りで時間帯により自動車の乗り入れを制限する計画だ。具体的には、◇地域(区・郡)ごとにバイクの台数・種類・製造時期の統計を実施する、◇地域ごとにバイクおよび自動車の乗り入れ禁止区域を特定する、などの対策が盛り込まれている。

 同案とあわせて、◇都市鉄道(メトロ)の建設を加速する、◇2030年までにバス台数を増やす、◇公共自転車サービスを導入するなど、公共交通手段を確保していく。なお、同市交通運輸局は同案の一環として、中心部の一部道路へのタクシーおよび一般車両の乗り入れ禁止計画を発表し、8月中にも交通標識を設置して適用する計画だ。

[Tuoitre, 25/08/2017 11:08 GMT+7, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ハノイ市人民委員会はこのほど、2030年までを視野に入れた2025年以降の都市経済発展計画を承認した。 ...
 ハノイ市公共交通管理センター(HPTC)は中心部への車両乗り入れ制限案について、環状3号線に囲まれたエ...
 ハノイ市人民委員会は、2021~2025年の同市における交通渋滞緩和・交通安全確保に関する計画案を同市人...
 ハノイ市中心部への車両乗り入れ制限案のコンサルタントを務める交通運輸開発戦略研究所(TDSI)は、通行...
 ハノイ市人民委員会は、2020年までに公共交通手段の利用率を20~25%(うち都市鉄道(メトロ)の利用率を1...
 2030年までを視野に入れた2017~2020年のハノイ市の交通渋滞の緩和と大気汚染対策に向けた車両管理強化...
 ハノイ市交通運輸局のブー・バン・ビエン局長は11日、市内中心部のグエンチャイ通り(Nguyen Trai)とレ...
 交通運輸開発戦略研究所(TDSI)は、「ホーチミン市における公共交通システムの増強および個人車両制限の...

新着ニュース一覧

 家具・建築用金物製造販売を手掛ける株式会社中尾製作所(三重県津市)は4日、東南アジア地域における販...
 ホーチミン市タンミー街区(旧7区)のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ベトナム共産党政治局は、政治システムにおける職位・職務区分を改定する決定第368号-QD/TWを公布した...
 南部メコンデルタ地方ドンタップ省に住むファン・ゴ・ジエム・フオンさん(女性・18歳)には「我が家」が...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 マレーシアを公式訪問したチャン・タイン・マン国会議長は同国の首都クアラルンプールで19日にジョハリ...
 電動バイクの生産・販売を手掛ける地場スタートアップのダットバイク(Dat Bike)は18日、シリーズBラウ...
 消防関連設備を製造する韓国系のSテックビナ(S-TEC VINA)が、成長を遂げている。同社によると、ベトナ...
 ベトナム全国で多くの道路・橋梁プロジェクトを違法落札した建設会社トゥアンアングループ(Thuan An Gr...
 日本の気象庁が発表したデータによると、ベトナム時間の18日午後にフィリピンの東で台風9号(アジア名:...
 米国のニュース雑誌「タイム(TIME)」が発表した「2025年の世界ベスト企業(World’s Best Companies of 2...
 ホー・ドゥック・フォク副首相はこのほど、海外就労支援基金に関する首相決定第34号/2025/QD-TTgに代行...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビ
 ドイツの調査会社インターネーションズ(InterNations)が発表した、駐在員が住みやすい・働きやすい海外...
トップページに戻る