ベトナムの全国人口9467万人に増加、世界14位

2019/01/23 06:20 JST配信

 保健省人口・家族計画化総局によると、2018年におけるベトナムの全国の人口は前年比で約100万人増加して9467万人となった。ベトナムの現在の人口は世界で14位につけている。

(C) dantri
(C) dantri

 2018年における全国の出生数は138万人で、最も多かったのはハノイ市の約20万人。2018年における合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子供の平均数)は2.05で、出生率が代替出生率(長期的に現在の人口規模を維持できる出生率)である2.1を引き続き下回った。

 しかし、出生率は地方によって異なり、63省・市のうち24省・市では2.3以上、一部の地方では2.5に達するところもある。一方、16省・市では1.8を下回り、一部の地方では1.6を下回っている。

 全国の男女出生比率は、女児100人に対して男児115.1人と、前年の比率よりも差が広がり、同年の計画である女児100人に対して男児112.8人の指標を達成できなかった。

 人口・家族計画化総局は、2019年の計画について、人口を9570万人、人口増加率を+1.06%増、平均寿命を73.6歳、男女出生比率を女児100人に対して男児114人などの指標を掲げている。

[Dan Tri 10:06 19/01/2019 / Vietnam+ 20:04 18/01/2019, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 保健省人口局の推計によると、ベトナムの2023年の合計特殊出生率(TFR、1人の女性が一生に産む子供の平...
 グエン・スアン・フック首相がこのほど承認した「2030年までのベトナム人口戦略」では、2030年における...
 ベトナム国勢調査指導部は11日、今年4月に始まった国勢調査の基本集計の結果を発表した。これによると...
 4月1日から全国で始まった10年に一度の国勢調査。その一環として、ホーチミン市当局は1日、直近までの...
 国連大学世界開発経済研究所(UNU-WIDER)によると、ベトナムでは2019年に農村から都市に移住する人々の...
 国会法律委員会は、ハノイ市の人口が年平均+3%のペースで急激に増えており、2020年には2050年の見通し...
 グエン・スアン・フック首相の決定第772号/QD-TTgによると、2019年4月1日午前0時時点の人口と住宅の状...
 世界銀行(WB)が5日に発表したベトナムの貧困に関する最新レポートによると、2016年のベトナムの貧困人...

新着ニュース一覧

 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
 ベトナム郵便通信グループ(VNPT)は18日、2026年計画実施会議の枠組みの中で、人工知能(AI)専門会社「VN...
 東南部地方ドンナイ省のロンタイン国際空港は19日、初の民間旅客便を受け入れた。同空港が受け入れた初...
 地場系コングロマリットのビングループ[VIC](Vingroup)は12月19日、ハノ
 南北高速道路は19日、北端のフウギ国境ゲート~チーラン間高速道路(約60km)および南端のカントー~カマ...
 株式会社ストライプホールディングス(岡山県岡山市)のグループ会社であるストライプベトナム(STRIPE VI...
トップページに戻る