街中に溢れる「絵文字バネ人形」、人気の裏で不吉との声も

2019/06/21 03:53 ICT配信

 ベトナムでは最近、携帯電話やパソコンなどの端末でメッセージのやり取りをする際に使われる「絵文字」のバネ人形が人気沸騰中だ。

 中国のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上でこのバネ人形の動画が拡散されて人気を呼び、中国から輸入されたバネ人形がハノイやホーチミン市などの大都市を中心に流行りだしたかたちだ。

 ここのところ行商がバネ人形を売り歩く姿が増え、SNSでも人形の画像が拡散されるようになり、バイクのハンドルやマフラー、ヘルメットなどに人形を付けている人が急増している。ある販売者の女性は5000体を輸入したところ、わずか10日間で完売したという。

 なかには1体や2体だけでなく、大量の人形を車体に付ける人も現れ、ひょうきんな顔をした人形がゆらゆら揺れる姿はなんとも目立つ。バネ人形の頭部には笑顔や泣き顔など感情を表した「絵文字」の顔が描かれていて、その種類は実に豊富だ。

 価格は黄色い絵文字のバネ人形が1体1万~2万VND(約47~94円)、最近出回るようになったヒーローや動物の図柄のバネ人形は3万~3万5000VND(約142~165円)ほど。一番高いのはヘルメットを被ったアヒルと風車が付いたもので、6万~7万VND(約283~330円)となっている。

 ところが、爆発的な人気を呼んでいる一方で、SNS上ではこのバネ人形が不吉だとする声も多数上がっている。ベッドの枕元に付けた晩から眠れなくなったとする人や、目撃した事故車はみんなボンネットにバネ人形を付けていたとする人もいる。これに対して、事故の原因は運転手の注意散漫によるもので、バネ人形のせいだというのは迷信だと反論する声も出ている。

 バネ人形を売る男性によれば、当初は1日60~70個売れていたのが最近では「旬」が過ぎたのか1日20~30個に落ち着いているといい、輸入を止める販売者も出てきているという。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 シンガポールに留学中のグエン・ミン・ゴックさん(27歳)はこのほど、ベトナムについて世界の人々にもっ...
 2016年に米国を皮切りに各国でブレイクした「ハンドスピナー(Hand Spinner)」や「フィジェット(Fidget)...
 南中部高原地方ダクノン省ダクソン郡で、中国製のおもちゃ爆弾で遊んでいた小学生約40人が呼吸不全など...
 最近、ハノイ市のバーやクラブに通う若者の間で、「ファンキーボール」と呼ばれる、風船に入ったガスの...

新着ニュース一覧

 財政省傘下統計局(NSO)が発表した統計データによると、2026年1~10月期の輸出入総額(推定値)は前年同期...
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2026年10月の訪越外国人客数は前年同月比+7.0%増の185万4682人...
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2026年1~10月期の鉱工業生産指数(IIP)推定値は前年同期比+12.4...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ハノイ市ゴックハー街区(phường Ngọc Hà、旧バーディン区)に暮らすゴックさん(...
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2026年10月の全国消費者物価指数(CPI)は前月比+0.20%、前年同...
 米経済誌フォーチュン(Fortune)と「働きがいのある会社」に関する調査・分析・支援を行うGreat Place T...
 国防省傘下の政府暗号委員会と同省傘下の携帯通信大手ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel...
 政府は、一般労働者向けの地域別最低賃金を規定する政令第399号/2026/NĐ-CPを公布した。同政令は...
 財政省傘下統計局(NSO)が発表したデータによると、2026年10月に全国で新規設立された企業数は前月比+8....
 鉄鋼大手で多角化路線を歩むホアファットグループ[HPG](Hoa Phat Group)
 国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)の202
 財政省傘下統計局(NSO)によると、2026年1~10月期の小売売上高(推定値)は前年同期比...
 デンマークの靴製造大手エコー(ECCO)のベトナム現地法人、エコーベトナム(ECCO Vietnam)が会社解散を決...
 地場のクルーズ船運航会社アテナグループ(Athena Group)は10月31日と11月1日の両日、東北部地方クアン...
 財政省傘下統計局(NSO)が発表したデータによると、2026年1~10月期の海外直接投資(FDI)認可額は、前年...
トップページに戻る