がん病院で出産した末期がんの母、2か月ぶり無事退院

2019/07/18 04:20 JST配信

 ハノイ市のがん専門病院であるK病院で5月22日に男の子を出産した末期の乳がん患者のグエン・ティ・リエンさん(女性・28歳)が、7月13日に退院し、息子のドー・ビン・アン君も15日午前に同市の中央産婦人科病院を退院した。

 アン君は出産時の体重がわずか1.6kgで、反射不良や軽度の浮腫がみられ、自発呼吸もできなかった。中央産婦人科病院で治療を受けた結果、自分でミルクを摂取するようになり、2か月足らずで体重は2.4kgに増えた。自発呼吸もできるようになり、ここ15日間はチアノーゼや呼吸停止の症状も現れておらず、視力、聴覚、神経にも異常は見つかっていない。

 一方、K病院で化学治療を受けるなどがんの治療を続けていた母親のリエンさんは、奇跡的に体調が回復し、自分の足で立ってゆっくりと歩けるようになった。リエンさんは「体調の70~80%が回復した」と喜びを語った。

 アン君一家は15日に紅川デルタ地方ハナム省の自宅に戻った。他の家族にも見守られながら、お供え物を仏壇に飾り、線香を手向けてアン君とリエンさんの母子2人を守ってくれた先祖に感謝した。

 リエンさんは、「いつまで生きられるかは分からないが、前向きに前に進みたい」と語った。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 ハノイ市のがん専門病院であるK病院で29日、奇跡的な生還から1年を迎えたある母子にダン・ティ・ゴック...
 ハノイ市のがん専門病院であるK病院で22日、特別な手術が行われた。末期の乳がん患者であるN・T・Lさん...

新着ニュース一覧

 ベトナムでは、旧暦7月は「孤魂」、すなわちベトナム語で「さまよう魂」を意味する「コーホン(cô ...
 文化スポーツ観光省傘下の体育スポーツ局は、9月に日本で開催される第20回アジア競技大会(ASIAD 20)に...
 北中部地方クアンチ省人民委員会、同地方フエ市人民委員会、およびベトナム国家鉄道グループ(Vietnam N...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 神奈川県とベトナムの相互理解の促進や交流を目的としたイベント「ベトナムフェスタin神奈川2026」が、...
 ハノイ市、北中部地方フエ市、南中部地方ダナン市は、建国81周年(1945年9月2日~2026年9月2日)にあたる...
 レ・ホアイ・チュン外相は26日、ミャンマーを公式訪問し、首都ネピドーで同国のミン・アウン・フライン...
 国際通貨基金(IMF)は2026年4月版の「世界経済見通し(WEO)」で、ベトナムの名目国内総生産(GDP)が2030年...
 地場不動産デベロッパーのFLCグループ[FLC](FLC Group)の副会長であるマ
 南部地方タイニン省国境警備隊は、日本人をカンボジアへ不法出国させようとしたとして、ベトナム人の男...
 東北部地方トゥエンクアン省トゥアンホア村(xã Thuận Hòa、旧ハザン省ビースエン郡)で...
 東急株式会社(東京都渋谷区)とホーチミン市人民委員会傘下の工業団地開発大手
 ハノイ市で、自動運転技術を活用したスマート交通システムの実証実験が行われる。同市人民委員会は、自...
 かつて最大44機の航空機を保有していた地場不動産デベロッパーFLCグループ[FL
 東北部地方クアンニン省は26日、中央直轄市への昇格決定を機に、同省における投資決定書などの授与式を...
 三井住友銀行が出資する大手民間銀行で、消費者金融子会社が強みのVPバンク[V
トップページに戻る