ベトナム:違法コピーソフトウェアの一掃キャンペーン実施へ

2019/10/24 05:35 JST配信

 米国の非営利団体ビジネス・ソフトウェア・アライアンス(BSA)は22日、ベトナムにおけるコンピュータ・ソフトウェア著作権の保護促進を目指して「違法コピーソフトウェア一掃キャンペーン」実施を発表した。

イメージ写真
イメージ写真

 同キャンペーンでは、ベトナムで活動する企業各社に対して合法ソフトウェアの利用を呼びかけることで、著作権侵害(違法コピー)率を削減することを目指している。

 対象企業は、不正コピーを使用している疑いがある1万社。これらの企業の活動分野は、製造、建設、銀行・金融、テクノロジー、建築、設計、IT、医療など多岐にわたる。

 BSAは2019年1-9月期にベトナムで活動する6278社に働きかけ、このうち約22%にあたる1358社が著作権侵害のソフトウェアから合法なものに切り替えたが、残りの78%は現在も違法コピーを利用している状態だ。

 BSAの調査では、ベトナムにおける違法コピー率は2009年が85%、2011年と2013年が81%、2015年と2016年が78%、2017年が74%と少しずつ改善しているものの、依然として高い水準となっている。

[Bao Moi 15:25 22/10/19 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 米国の非営利団体ビジネス・ソフトウェア・アライアンス(BSA)の調査によると、ベトナムにおける2017年...
 米国の非営利団体ビジネス・ソフトウェア・アライアンス(BSA)の調査によると、ベトナムにおける2015年...

新着ニュース一覧

 海外市場調査や海外事業伴走支援などを手掛けるシンガポールのグローバルアングル(GLOBAL ANGLE)は、ハ...
 商工省によると、2025年におけるベトナムの輸出入総額は推定で約9200億USD(約144兆円)となり、過去最高...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
トップページに戻る