北中部地方ハティン省警察環境犯罪警察部と交通警察部、同省家畜獣医支局はこのほど、同省キーアイン村キーナム村(xa Ky Nam, thi xa Ky Anh)の国道1A号線で、冷凍された猫の死体600kgを載せた寝台バスを発見、摘発した。
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寝台バスは北部紅河デルタ地方タイビン省のナンバーで、南部メコンデルタ地方からタイビン省へ向かっていた。猫の死体は6つの発泡スチロール箱に詰め込まれ、変色し悪臭を放っていた。車両の所有者と運転手は、これらの猫の死体の出所を示す書類を提出できなかった。
運転手によると、このバスは12日15時に南部メコンデルタ地方キエンザン省のラックザーバスターミナルをタイビン省に向けて出発。同日18時にドンタップ省サデック町で客から6つの箱を輸送するよう依頼され、バスに載せた。しかし、運転手は箱の中身や宛先、輸送料金などについては何も知らないという。
一方、車両の所有者は、「依頼主は箱に猫が入っていると言っていたが、受取人の名前は言わず、タイビン省に着いたら誰かが連絡し受け取ると話していた」としている。
当局は猫の死体を押収し、規定に従い車両を一時的に保管している。バスに乗っていた約40人の客は、別の車両に乗り換えることになった。