「アジアの科学者トップ100人」、越から女性科学者3人が選出

2020/06/24 04:13 JST配信

 シンガポールの科学誌「アジアン・サイエンティスト(Asian Scientist)」がこのほど発表した「アジアの科学者トップ100人」の2020年版リストに、ベトナムから3人の女性科学者が選出された。

 選出されたのはホーチミン市資源環境大学のホー・ティ・タイン・バン助教授、同市トンドゥックタン大学ファム・ティ・トゥー・ハー博士、ベトナム科学技術研究所のチャン・ティ・ホン・ハイン博士の3人。

 アジアの科学者トップ100人(2020年版)は、2019年度に科学技術の研究において国内外で賞を受賞した者、研究機関などの役職者であることが選出の条件となっている。今年度に選出された3人は、2019年に科学の進歩に貢献した女性科学者に与えられるロレアル・ユネスコ女性科学賞を受賞している。

 バン助教授は材料科学を専門とし、Ti0、8W0、202のナノ材料にPt-Mo合金を触媒することで、再生可能エネルギーとしてメタノールを直接使用する燃料電池のコスト削減について研究している。この研究は、二酸化炭素の排出による地球温暖化の抑制を可能にする、化石燃料に代わる燃料電池の実用化が期待されている。

 ハー博士は農学を専門とし、耐塩性のイネ品種の開発と塩害を受けている南部メコンデルタ地方での同品種の普及に貢献している。

 ハイン博士は生活科学を専門とし、指紋クロマトグラフィーと最新機器とを組み合わせることで、医薬品の組成と医薬品の品質を評価する研究を行っている。この研究により、研究段階にある医薬品サンプルの有効成分にかかる化学構造や組成、各種物質の含有量などの一連のデータをまとめることで、市場に流通する医薬品の品質評価を可能にすることが期待されている。

 アジアの科学者トップ100人の選出は今年が5回目で、ベトナムからは累計で10人の科学者が選出されている。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 シンガポールの科学誌「アジアン・サイエンティスト(Asian Scientist)」がこのほど発表した「アジアの...
 ホーチミン市資源環境大学の女性教員ホー・ティ・タイン・バン博士が、2022年度の「ロレアル・ユネスコ...
 ホーチミン市国家大学傘下国際大学医用生体工学部長のグエン・ティ・ヒエップ博士(女性・38歳)が、2013...
 シンガポールの科学誌「アジアン・サイエンティスト(Asian Scientist)」がこのほど発表した「アジアの...
 小児外科医でビンメック幹細胞・遺伝子技術研究所所長のグエン・タイン・リエム氏が、アジアの発展と繁...
 ホーチミン市国家大学生物医学技術学科の女性教員グエン・ティ・ヒエップ博士が、2018年度の「ロレアル...

新着ニュース一覧

 店主の一家が次々とこの世を去った後、フン・リンさん(女性)とゴック・リエンさん(女性)は、市場の路地...
 ベトナムの株式市場が21日付けで、インデックス開発大手の英FTSEラッセル(FTSE Russell)による市場分類...
 ベトナムで18日、米アップルの「iPhone 18」シリーズが発売され、全国の主要販売店で初日に数万台が事...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 インドの旅行雑誌「トラベル・アンド・ツアー・ワールド(Travel And Tour World=TTW)」が先般発表した...
 英国タイムアウト誌(Time Out)は16日、毎年恒例の「世界で最もクールな街トップ40(The 40 Coolest Neig...
 建設省は、外国の組織および個人の住宅所有権に関する規定の見直しを進めている。住宅法改正案で、外国...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、ベトナムの石炭火力発電所で...
 日本全国で「イオンシネマ」を運営するイオンエンターテイメント株式会社(東京都港区)などが出資するイ...
 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の
 韓国の教育企業であるハンエデュテック(Han Edutech)内のOK-TEST職業韓国語能力試験委員会はこのほど、...
 地場タクシー大手のビナサンタクシー[VNS](Vinasun)はこのほど、不動産開
 政府は9月3日付で、外資系投資家および外資系経済組織の物品売買・関連活動を規定する政令第342号/2026...
 地場のフィットネスチェーン大手であるシティジム(Citigym)は、全社的な事業再編に伴い、10月1日付けで...
 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)系の電
 日本政府観光局(JNTO)が発表した統計(推計値)によると、2026年8月の訪日ベトナム人数は前年同月比▲7.5...
トップページに戻る