ホンダベトナム、自社センターで運転免許試験を初実施

2020/06/29 05:06 JST配信

 ホンダベトナム(HVN)が展開する安全運転トレーニングセンターでこのほど、運転免許証取得のための試験が実施され、各地の教習所で教習を終えたおよそ200人が受験した。運転免許試験が実施されるのは、2017年3月に同センターが開所してから初めて。

(C) Bnews
(C) Bnews

 安全運転トレーニングセンターは、北部紅河デルタ地方ビンフック省フックイエン市の自社敷地内に、最先端の技術や設備を応用してホンダのグローバル基準に沿って建設された。敷地面積は3万m2。

 センターでは国際基準の教官が様々な教育プログラムに沿って指導に当たる。取得できる免許証は、エンジン排気量50~175cc未満のバイク(A1)、175cc以上のバイク(A2)、自動車(B1、B2)など。

 センターでは実技だけでなく、安全運転や交通参加についての意識向上に重点を置いたプログラムを組んでいる。また教習の質向上を目的として、2017年からビンフック省と連携し、全国の教習所の教官が参加するセーフティインストラクター競技大会を開催している。

 こうした活動が評価され、今年3月に交通運輸省傘下の道路総局から免許証取得のための試験実施機関として認められた。センターでは開所から累計で6万人、2020年度は前年比+20%増の2万2600人がバイクや自動車の教習を受けている。

[Bnews 19:06 24/06/2020, T]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットで3日と4日、世界で活躍するインストラクターが運転技術を競う「第20...
 ベトナム国内において自動車運転免許証の需要が高まっていることを受けて、このほど自動車教習所の増設...
 ホーチミン市交通運輸局によると、2017年に同市で自動車運転免許試験を受験し運転免許証を取得した人の...
 ソフトウェア開発などを手掛ける株式会社ソルクシーズ(東京都港区)の連結子会社で、日本国内自動車教習...

新着ニュース一覧

 米マイクロソフト(Microsoft)が発表した調査報告書「ワークトレンド指数(Work Trend Index)」2025年版...
 在ベトナム米国大使館は18日、巡視船「CSB8022」をベトナム海上警察に引き渡したと発表した。越米間の...
 宅配を手掛ける地場ゴゾ・エクスプレス(Gozo Express)は18日、地場系コングロマリット(複合企業)
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は
 最先端の機械学習テクノロジーを活用してモバイル資産を識別・評価・最適化する米国のラウンズ(Rounds)...
 サイゴンハノイ保険[BHI](Sai Gon-Ha Noi Insurance Corporation)は、韓
 ホーチミン市7区のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen Van Linh, quan ...
 ベトナムは、ライチの生産量で中国に次ぐ世界2位となっている。  2025年の収穫量は約30万3000tで、...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 ハノイ市ノイバイ国際空港で、ベトナム人乗客による日本円の違法持ち出しが発覚した。税関当局が18日に...
 国内IT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、東南部地
 国会は18日、エネルギー使用効率化法の一部を改正・補足する法律を可決した。同法は2026年1月1日に施行...
 持田製薬株式会社(東京都新宿区)とMeiji Seikaファルマ株式会社(東京都中央区)は、持田製薬が日本で販...
 ベトナム発のITソリューション企業であるカオピーズ(Kaopiz、ハノイ市)と、東南アジア市場における医療...
 米グーグル(Google)と財政省傘下のベトナム国家イノベーションセンター(NIC)は18日、ベトナム国内での...
トップページに戻る